No.24362 転勤族で長男の嫁です、姑が要介護2で4月に病院を退院します、退院後の事に付いてお聞きします。

質問(相談内容)
■ Q :
お姑さんは脳梗塞で2回目入院をし要介護2と認定されました、そして退院が4月の中ごろに迫ってます。お姑さんのすぐ近くに主人の姉が住んでいて、入院中の6ヶ月間は、ほとんど毎日姉が病院に通い(とても寂しがりやのお姑さんでいつも誰かにいてほしいのです)私たち(入院している所から高速を使い車で4時間の所に住んでます)が土日に帰って、お姑さんとお舅さんの面倒を見ているという具合でした。お舅さんは、体は元気なのですが、どうゆうわけか、家から出ることが出来ず食事を作ることも、身内でないものとも会うことが出来ないので、お姉さんか私が食事を作らなければならないのです。相談はお姑さんが退院してからのことですが、自宅はお舅さんがそのような状態なので、1度お試しで一泊しましたがとても無理でした。お姉さんは自宅で介護は出来ないということで
、私たちが見る事になり、転勤族の為貸家なのですが、どうにかケアマネージャーの方も決め引き取れる体制になりました。しかしここに住めるのは来年の1月までで、その次は未定です。そんな状態で1月まではいいのですが、主人はこれから先もお姑さんを連れて転勤するというのです。お姑さんは認知症でもあり、地元以外で生活した事がない方です。施設に入れたくないという主人の考えもわかりますが、どうしたらと考えます。主人の実家で私が2人を見るというのは、これから先単身赴任というのも、1人で見れるかどうか、お姑さんは私のことを嫌い、お姉さんがその為、お姑さんの土地に家を建てたので。お姉さんは自宅では見れないので、地元の施設にと言われてます。主人は自分の住んでいる所で、お姑さんを介護したいのです。でも地元から出たら症状が重くなるという人もいて、悩んでますお願いいたします。

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 : [ゆき]
お姑さんの希望はどうなんでしょうか? 認知症があるということですが、誰と一緒に居たいか、 どこに住みたいか、 意思表示が出来ない状態ですか? もし、夫婦で暮らしたいと言った場合、サービス利用で生活維持ができるか等も考慮してみたらどうでしょう。その場合でも子供たちの援助が必要です。あなたの家族がお姑さんを引き取ったら、お舅さんはお姉さんが介助してくれるんですか?

◆Q :
お姑さんの希望は、病院はいつまでもいれないし、体が不自由になったので自分1人では生活することは出来ないし、みんなに迷惑をかけるという具合でどうしていいかわからないという感じでした。
そこに主人からのお誘いがあったので、泣いて喜ばれたのですが、迷惑をかけるし地元を離れるのも心配ということでしょうか。お舅さんとは仲が悪く、脳梗塞になったのもお舅さんのせいだとお姑さんは言ってて、ためしで自宅にお泊りをしたときも最初の日は良かったのですが、次の日からはまずい雰囲気であ?だめだろうなまた血圧が上がるという感じでした。お舅さんの面倒はお姉さんが見てくれます

◆A2 :
認知症のお姑さんを連れての転勤生活ってのは現実的ではない気がします。症状の出方は人それぞれですが、多くの場合「新しい環境や人間関係」を築くことが苦手なようです。デイサービスひとつにしても、馴染むのに時間がかかることが多いので「転勤」に対応できるかどうか。。。難しいと思うのですが。ご主人は認知症やお母様の進行状況について、どの程度把握できていらっしゃるのか。。。?忙しい職種であれば、介護は質問者さんに大きくかかってきます。一人で対応するには、とても大変なことです。退院後、介護サービスを使ってお姉さまに実働していただき、金銭面や
お姉さまの休息時にあみぐるみさんご夫婦が対応する形はとれませんか?施設にいれたくない、っていうのはわからないでもないです。でも施設介護が必ずしもマイナスなわけではありません。たいてい介護は年単位で続きますよね。先が見えないことも多いです。「施設=あずけっぱなし」ではなく、私は「離れの部屋」と考え、身体介助を施設プロにお願いし、メンタル面でのサポートを家族が行うのが良いのではないか?と考えます。実際、義母の介護は最終的には施設を選択しました。幸い近くの施設に入れたので、毎週末会いに行くというカタチにしていました。自宅では難しい入浴や食事(嚥下が難しい場合など)、そしてトイレ誘導などの清潔保持は介護者の少ない自宅より複数のプロに行ってもらうほうがお互いのためだと思います。特に入浴などは。。進行すると拒否も増える場合があるので。。。うちの場合は平日は完全に私が一人で介護。休日は夫がメインで介護しましたが、ハードな仕事をしながらの夫の介護はかなりキツかったと思います。家事など自立できた人でしたが、それでも土曜日丸一日看ているとイライラが募りコトバが荒くなりました。日曜日にあるデイサービスショートステイを利用し始めたら「明日はいないと思うと優しくできる」とはいっていましたが、やはり「仕事しながらの男性の介護」は思ったより厳しいんだなぁというのが印象です。
ご主人はお母様を引き取るにあたって、どの程度「介護(家事や育児も含めて)参加」できるか話しておられますか?「できるだけ、やるから」というのは、申し訳ないですがあまりアテにできないかも。。もう一度、介護参加する人たちで話合われてはいかがでしょうか。どの程度まで「在宅介護できるのか」「特養などを選択視野にいれるのか(その場合、どの段階で決めるのか)」「兄弟や年金で介護費用の負担をどう分けるのか」などなど。。。認知症の義母と同居した経験からいうと、
「必ずダブルリビングなど気持ちを逃がす場所がお互い必要」ということです。本来くつろげるはずの場所に介護が加わるとそこはもうリラックスできる場所ではないからです。(お子さんが居る場合はなおさら)多少狭くても「自分(家族)だけの空間」は絶対必要です。

◆Q :
私もお姑さんを連れての転勤は、お姑さんにとっても私にとっても、いいこととは思はないのですが
主人はそうしたいのです!私は、私の父が1年の自宅介護の末亡くなり、血縁というのは色々な思いがあると感じたので、お姑さんも年をとられているし、何があるかわからないので、主人の希望はかなえてあげたいのですが、来年の1月までをめどにして、お姑さんを地元に帰す計画を立ててくれないか、と主人に頼んだのですがダメでした。今は介護2で、認知も30点満点の13点なのでなんとか2人でデイとかを使い、主人も協力するといってるので出来るかなと思うのですが、お姑さんと主人ビールを飲みながら夕食などと夢見てます(医者はビールは飲んでいいとという事でした)私としては期限があればここまでと頑張れると思いますが、どこに住むかわからない(転勤の期間は短いのです)介護もいつまで続くかわからないでは心が持ちません。主人はやってない事でごちゃごちゃ言うなという感じです。看れないなら離婚。子供は2人とも大学生で他県に住んでいて、娘の方は休みになると手伝いに行く、といってくれてますが。主人にはこういうご時世ですし、仕事は続けてほしいのです。お姑さんの地元でどこか入れる所を予約という形にならないかと考えてます。お姉さんは地元の施設に預けたいみたいで、私になぜ引き取って良いといったのか。断ってくれたらよかったのに、とのことです。

◆A3 :
お姉さんが地元の施設に預けたいと、おっしゃっているのですから、お姉さんが御主人をなんとか説得させてもらうような方向へはもっていかれませんか?お話を伺っていると、御主人は現実的ではないように思います。今、しっかりと話あっておかないと、あみぐるみさんの肩にずしっときますよ。離婚しといたほうがいいかもしれません。なぜなら、話し合おうとしているのに、介護とは関係ない話である「離婚」に話題をすり変えてポイントをずらしていますよね?何かあったら逃げるタイプの男性ではありませんか?御主人が自宅介護をしたいなら、せめて御主人の休日の時は御主人中心で介護を計画しないと、あなたがつぶれます。あなたがつぶれて病気になったり、入院したら、御主人はどうするつもりなのか?ということまで視野に入れとかないと家族は壊れます。お子さんが大学生ならあみぐるみさん自身も健康に不安が出てくる年齢ではないでしょうか?どうぞ、総合的に考えてみてください。もし、御主人が無理押しするならば、一度でもいいから、ボランティア等で介護現場に入って実体験させてみるのもいいかもしれませんよ。

◆Q :
大変申し訳ありません、看ないのなら離婚というのは、正確には主人が言った言葉ではないのです。
主人とお姉さんと私の話し合いの時、お姉さんが介護というの大変だから、離婚になる人もいるし、私は絶対家で看る事は出来ないと主人を説得し、何度も地元の施設にして欲しいという話し合いの中で、主人が投げ出すようにそんなら好きにしたらと言ったので、お姉さんは仲が悪くなりたいわけではないし、任されても困るということで、自宅に引き取る事が決まりました。その話し合いの席で私は、これから一生お姑さんは施設で生活するのは可哀相だ、少しでも自宅で過ごしてもらえたら、という気持ちでOKしたのですが、主人はずっと一緒でいいと思ったみたいで、それは出来ないと言っても聞かないのです。それを私の実家の母に言ったら、長男が親を看るのは当たり前のこと、離婚する人もいるよとお姉さんが言っても引かないのは、そうゆうことよ。と言われたのでああ書いてしまいました。誤解をさせてすみませんでした!
4月に入りましたらお姑さんが家に来ます。こういう風に文章にしたら、何をすればいいか、かなり自分の気持ちも固まってきました。主人も自宅にいるときは自分が看ると言ってるので、その言葉を信じます。あとはお姑さんがこちらにきて不安に思はないよう頑張るだけ、でも来年の1月までにしていただきたい。なんとか主人を説得して早く地元で施設の申し込みをしないと。ケアマネージャーの方が、ディでもショートステイでも早く予約を入れてくれれば取ることが出来ますという言葉を信じて頑張るしかないと思います。ありがとうございました

◆A2 :
ご主人はどちらかというとワンマンなのかな。。。おかあさんとビールで夕食。。。ご主人なりに夢もあるのでしょうね。現段階で誰が一番優先されるべきか、を考えないといけませんね。私は常に親(介護が必要な)が最優先されるべきとは考えないので、その都度「現段階では誰が弱者であるか」を考え、その人の負担を軽減させるべく行動するべきだ、と考えています。おかあさまにとって、どうするのが一番良いのか。これは目先のことでなく約5年先を考えます。また、介護者が必ずしも健康とも限りません。長期の介護だと心身ともに疲弊することも考えられますので、その場合どうするのか。(申し訳ありませんが、ご主人やあなたが体調を崩す可能性だってあるのです)ご主人が施設介護をよしとないのはなぜでしょう。長男として「親をみる」っていうのがあるのかな?
お姉さまもお母様の子供であることに変わりないのですから、お姉さまの気持ちも汲み取られると良いのですが。。。進行したときのケアはどうするのか。本来の主介護者はご主人とお姉さまですから、あなたはあくまでサポートというのが本来の姿。ご主人では埋めれない分を妻がサポートするというのが正しいのではないか?と思っています。なので、あなたのご両親(お母様はご存命ですか?)を看るのはあなたですね。このときご主人に「サポートできないなら、離婚」といっても良いことになりますね。ご主人の「看れないなら離婚」という発想だと。。。それとコレとは別だ!っておっしゃるかな?100人いれば100通りの介護方法があります。どれが正しいとはいえません。ただ、誰か一人に負担が行くことだけは避けたいものです。

◆Q :
まずはやってみる、でもセーフティーネットは準備しておくですね。ありがとうございました!

◆A2 :
複数で介護していくうえで大変なのは「温度差」だと思います。介護の大変さ、は個人で差があります。自分にとって大変じゃないことを「大変だ」といわれると「なんで?」となることが多いのです。そこを「人によって大変だと思うこと、思う点には違いがある」ということを念頭においておかないと、この「温度差」がだんだん大きくなってしまうのです。その辺を「お互いを理解する」ことで回避できれば良いのですが、人間どうしても「自分の大変さ」をアピっちゃうんですよね。
「親を看るのは嫁の義務」っていうのは、私たちの親世代にはインプットされているから、違うことをしようとすれば違和感を感じてしまうのは無理ないのかもしれません。介護サービスが始まり、施設介護が「悪いことではない」と認識されだしたのは、まだ日が浅いですものね。お母様へも上手に現状を伝えていければいいですね。あとは、お姑さんとの相性もあるでしょうね。
私は実家の母より義母のほうが相性が良かったので、介護は大変でしたが、憎しみや嫌悪感はありませんでした。とはいえ認知症介護は大変なことも多いです。あみぐるみさんが主介護者(に近い立場)になるなら、かならず「気持ちの逃げ場所」を作っておくことです趣味でもなんでもいいです。
あと、自分に必ずごほうびをあげること。定期的に休息できるようにデイやショートの利用を早めに利用していくこと(新しい環境や人間関係を作ることが大変苦手になる場合が多いので
デイやショートは合う施設を選び、できれば同じ施設を利用するといいです、できれば特養も併設してるといいですが。。)辛いと思ったら、溜め込まないこと。(私はブログを書くことをお勧めします)認知症が進んだら色々やらかしてくれますが、ブログを書いてるとこれも「美味しいネタ」になるのです。そうすると結構余裕を持てると思いますよご主人にはコマメに「報告」して状態を常に把握していただくこと(愚痴は言わないほうがいいです。どんな状態でも「母親の認知症」などには過敏に反応するので)主介護者の意見を第一として尊重してもらう、ということかなぁ。

◆Q :
経験を通してのアドバイス、とても重みがあります。さっき主人と話し合いをしましたこれから先の介護の方向が決まらなければ、お姑さんにも悪い影響があると説得して。この相談室でのアドバイスが参考になりました。これから思い悩んだとき、また参考にさせていただきます。
本当にありがとうございました(*^-^*)

◆A4 :
お姑さんの介護は、あなの肩にかかりすぎるのでは。息子さんであるご主人が、仕事しながらどこまで協力してくれるか・・・。ご主人と、あみぐるみさんが同じ目線で介護できることを祈ってます。どうぞ、ケアマネに相談して、たくさん施設利用してください。落ち着いた介護生活になりますように。お祈りしてます。

◆Q :
励ましのお言葉本当にありがとうございます!このご時世でも、長男の嫁はお互い大変ですね。
経験してない事は、本当の所わからないと思いますので。いい経験をさせていただくと思うようにしてます。でも本当に背中を押されたような、味方が出来たような気持ちになりました!

◆A5 :
いつの時代も、施設って良いイメージが無いですね。介護職歴10年を超える私にとってつらい事実です。確かに、あまり良くない施設があるのも確かですが、正直、今時の施設って、そこらへんの旅館より綺麗で待遇も良いですよ。一度ご主人と見学に行ってみてください。春は花見、夏はそうめん流し、秋は敬老会、冬はクリスマスに餅つき。どこの施設でも必ず行っている年中行事です。施設に入所したうえで、週末だけ外泊させ、ご主人と晩酌をする。介護のプロとしてはこれが一番ベストで長続きするパターンだと思いますが・・・引き取る事は、お姑さんの生活環境が変化する事。介護サービスを使うにしても、その環境の変化にどこまで対応できるでしょうか。やってみてダメだったら・・・こう話すご家族の多くは、いざ認知が進み、在宅生活が困難になって慌てて泣きつかれます。「こんなはずじゃなかった」と。おどしているわけでは無いのですが、認知症とはそういう病気であり、見知らぬ土地、初めて会う人々が大きな負担になるのです。それよりも、現状を維持して、施設にお任せし、お姉さんに面会に行ってもらいながら、週末の2日は毎週面倒を見る。というやり方のほうが、お姑さんの状態も安定し、外泊の楽しみから認知の進行を穏やかにする事が出来るかも知れないし、連れて回るよりは絶対に良いと思います。介護する側、される側、お互いに気取らず頑張らない事が、穏やかな介護を続けていくこつではないでしょうか。

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