No.17231 ケアマネジャーが介護施設を探してくれません。

質問(相談内容)
■ Q:
膠原病の妻を介護しています。今まで訪問介護デイケア福祉用具の貸与などのサービスを受け、なんとか頑張って来ましたが、お互い70代後半に入り、いわゆる老々介護です。妻に最近、認知症の症状が出てきたようで、もうやっていけないと感じました。ケアマネジヤーに施設へ入所したいとお願いしたら、すぐには入れないということで有料老人ホームを紹介されました。ケアマネジヤーは、在宅での介護が難しくなった場合に、介護施設を探してくれるのが仕事なのではなかったでしょうか。

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆ A1:
ケアマネジャーには、利用者が入所できる施設を探す義務があります。運営基準にうたわれています。しかし、施設への入所希望者、待機者が多く、すぐには入所できないのが現状です。特に。介護老人福祉施設特別養護老人ホーム)は生涯入所できるため、待機期間が長期間になります。介護老人保健施設老健)は3カ月から6カ月間と入所期間に限定がありますが、特別養護老人ホーより入所しやすくなっています。少なくとも、有料老人ホームを紹介するだけではなく、入所できるまでの期間がどのくらいあるのか調べて情報提供したり、それまでの当面の対応として、何カ所かの老健入所を利用しながら待つなどのいろいろな案を検討するべきでしょう。ケアマネにその旨を伝えて、一緒に考えてみてください。

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