No.13883 いつまで続く、要介護3の母の介護。
質問(相談内容)
■ Q :
76歳、介護3、身体障害3級の母親と暮らしている男です。もう30年くらいになります。親ひとり子一人で親類もなく、誰も面倒を見てくれる人もいません。働きながらの介護となっています。日常生活は食事さえ作れば、なんとか今はひとりで過ごせてはいますが、気分のムラがあり意味もなく大声で怒りだしたりしています。そちらの方が私には苦痛です。そんなわけで、泊りで出かける事もできず、会社の飲み会とかも介護があるから億劫になり、今はまったく行かなくなりました。ヘルパーさんや入院はことごとく拒否しています。ケアマネージャーから母親に息子さんが大変だからヘルパーさんに来てもらっり食事サービスを受けて見てくださいと説得してもらいましたがだめで 私が大変だとは思っていないようでケアマネージャーも普通の親ならこどもが大変だから自分が嫌でもサービスを受けると考えるのですけどねと言っています。このままいつが終わりになるとも判らない介護の生活が果てしなくつづくのでしょう。子供なら、あと何年ってある程度予測はつくけど、親の介護はいつまで続くのか予測がつかない、それも苦痛です。このまま介護をして気がついたら自分もそんな年になっている。その年齢その年齢にしかできない楽しいこともできないまま進んでいく時間。自分の人生って何?って思います。介護を原因とした事件があるたびに、介護している人の気持ちがよくわかります。
回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
私も仕事をしながら一人で高齢の実母の介護をしています。母は骨折で入院していて、退院したばかりです。また介護に振り回される日々が始まりました。はやくも、気持ちが挫折して落ち込んでいるところです。私の散髪が気に入らないと言って泣きわめく。物のある場所が違っていると怒り大声を出す。足が不自由なので、廊下をスリッパでバンバン叩いて私を呼びます。母の怒り声と、乱暴な音に、ほんの2日で心折れてしまいました。お母様も同じようなタイプかと思います。まともに説得して、了解を得るのは無理だと思われます。真剣に相手をしていては自分が壊れます。今朝は「今日はヘルパーさんが来るよ」と言って家を出ました。あとはヘルパーさんにお任せです。電話もかかって来ないので なんとかなっているのでしょう。来月からは週2回のデイも入れています。ショートも計画しています。これも了解は取っていません。「どこにも行かない、死ぬまで家から出ない、庭を見ながら死にたい」等々・・・。私には絶望的に響く言葉を繰り返している母を見るのも嫌です。あなたもケアマネさんに相談して介護サービスを入れてみてはいかがでしょう。ひとつ何かが進めば、前が開けてくると思います。新たな問題が起こったら、それはまたその時の対処で、少なくとも今よりは楽になるのではないでしょうか?施設入所も考えてみましょう。自分の人生を諦めてはだめです。親子してつぶれることはないです。
◆Q :
激しい怒鳴り声。物に当たる光景同じ状況のようですね。家は持ち家ではないので、今、親と子どもひとりの三人の暮らしですが、アパートとかだと近所からクレームがきそうなくらい騒がしいので、家賃かなり高くても一軒家を借りています。何もかもが母親の所為だと思ってしまいますよね。本当はそうではないのでしょうけど。今まで介護申請していなかったのですが、一月から二ヶ月入院したので、その時申請したら介護3がもらえました。ケアマネージャーにはとにかく施設へ入れたいと私の要望は伝えましたが、どうなることやらかなり費用も掛りそうですし、お金と自分の自由なら自由を取りたいです。でも施設へ入れて一生帰ってこないのならいいのですが、何か都合で再び帰ってきたり、面会に行かないと行けないとかだとすごく嫌なんですよね。とにかく今は親と離れたい。そう思うだけです。ケアマネージャーといろいろ相談する事ですよね。お互い大変だけど、いつかは自分の人生がやってきますよね
◆A2 :
食事を用意すれば、とりあえずなんとか生活できる今がチャンスです。説明しても納得してくれないのであれば、とりあえず2〜3日家をあけてみることです。食事は地域包括支援センターの方に聞けば、宅配業者を紹介して下さいます。旅行にでも行ってストレス発散しましょう。一回でも利用すれば、慣れます。とにかく、行動することです!!!あなたにはあなたの人生があるのです。私は「しばらく出かけてきます」と書き置きし、15日間旅行したのが最初で、数回実行しています。今後、あなたが入院などしてもありえる状況です。慣れさせておかないと困ると思います。
◆A3 :
私の母は認知症で今87歳です。60歳の脳梗塞で左麻痺の残る兄が見ていました。デイサービスは面白くない、あんな牢獄などいかないと文句の垂れ流し。挙句の果てにはここまで大きくしたんだから親の面倒を見るのは当たり前と啖呵をきりました。夜は寝れないので、兄はふらふらでいつ倒れてもおかしくない状態でした。でもは母は平然として、私は迷惑をかけてない。わしをここから追い出そうとしている。死んでもここから出ないと。うらみつらみのオンパレード。それで、まずショートステイに行かないなら兄はうちにかえらないといい、ホテルに兄を泊まらせました。泣き叫んでも実行しました。根比べです。一ヶ月ぐらいして母が諦めました。兄は帰ってきましたが、あまりに文句が毎日続くのでノイローゼになりました。もうだめだという言葉を聴いて、妹である私がグループホームを探してきました。兄が入院することになったからしばらく施設に言ってくれと頼んだのですが、ここで兄が帰るのを待つと言い張るので、最後の手段としてだましていつものデイサービスだといって施設に入れました。今母と兄と私の関係はとても良好です。それは施設にいる母に会いに行くことが楽しいからです。母も喜んでいます。いつでも母に会える。ただ寝る場所が違うだけ。「いつでも遊びに行くよ。」そんな感じです。手紙も書きます。お花見にもお弁当をもって遊びに行きました。スーパーにも施設から買い物に行きました。なにも変わっていません。ただ住む場所が変わったというだけで皆楽になりました。
◆Q :
そういう方法もあるのでしょうね。でも帰った後、今まで以上につらい日々になりそうです。なかなか実行できそうもありません。とは言え、自分で何かを行動していくしか解決の道はないようですね。
◆A4 :
もっとプロの介護の人たちを信じて、任せてみてはいかがですか?しっかりした自分の考えをもって任せれば、プロのヘルパーの方はおかあさまの心に沿っておだやかに接してくれます。あなたが心の底でいらいらや不安をかかえて接してくれるより気持いいのでは?あなたが自由を求めるのなら、お母さんの世界も広げてあげて。お母さんの人生はお母さんのもの。今まで生きてきたあかし。あなたはあなたがしたいことをまず考えて、楽しくおかあさんに接することが出来るように変化があればいいですね。
◆A2 :
ケアマネさん達が、あなたの事を思っているのに、受け入れないのはお母様だけではなく、あなたなのかもしれませんね。自分がどうしたいのか考えることが先決でしょう。あなたが、自分の人生をかけ、お母様と暮らしていくのも選択で、悪いことだとは思いません。私は母を見送り、何もしてくれなかった家族・親戚からスケープゴートにされましたが、後悔はしていません。その時点で自分が出来る事をしていたと思います。しかし、父に対しては、何かしようとは思いません。タイミングがあれば、逃げようと思っていますよ。あなたの人生なので、あなたがどう決断しようと自由です。ただ、どう決断しようと、あなたがそれを選択したのです。誰のせいにも出来ません。誰かのせいにするならば選択できる余地がある時に選択しないと後悔しますよ。
◆Q :
確かにケアマネージャーを受け入れていないのは私かもしれません。受け入れていないと言うか、どうせ何をしても私の思うようには物ごとは進んではいかないだろうと思い込んでいるのかもしれません。何をしても今と変わらないのに、わざわざ波風を立てて親の機嫌がますます悪くなるのなら、何もしない方がいいって思っているのも確かにあります。私の思うことを、ケアマネージャーとじっくりと相談してみます。
◆A5 :
依存症にならないでね。介護はいいわけにはしないでね。おれは立派なんだっておもってない?かわいそうだと思ってない?もっと本を読んだり話を聞いたり、勉強してみては?ヘルパー資格は土日でとれますよ。気分が変わるかも。閉じこもるのは自分のせいよ。
◆A5 :
長くシングル介護を続けていると、意識しないまま、親に囚われてしまっている自分と、依存している自分がいます。私がこう出たら、母はきっとこういう行動を取る、こう言ったら、こう言い返すだろうと予測がついてしまうのです。そうしたらどうしよう・・と考え込んで行動に移せなかったりします。私は母が怖いのです。こういう思いが自分を拘束しているということに、遅まきながらやっと気がつきました。こうじ45さんは、お母様に相当参っているように感じます。私が通うメンタルクリニックの先生は、「死のう殺そうと思うくらいなら親を捨てなさい、あとは何とかなります。」と言います。捨ててもいいんだと思うと気が楽になりました。まずは気持ちのうえでお母様を切り離すことが必要では?もう十分ではないですか、クールにいきましょう。施設から帰ることや面会の心配などは、入れてからにしましょう。介護関係の方だけではなくて、大変さを聞いてくれる友人やドクターなど、自分だけの味方をつくることも大きな支えになります。母は私には何の迷惑もかけていないと言います。私の不機嫌がさらに母を感情的にしています。このままでは誰の未来も築けません。自分の生活を求めて生みの苦しみ中です。毎日介護の事が頭を占めています。いかに自分が楽になろうかとそればかり考えています。今はそれが必要なのだと思うことにしています。
◆Q :
「母親は怖い。」ってよくわかります。自分が先読みしすぎて、結果がみえるようで、何もしたくないんです。親と切り離しているつもり、会話もほとんどしないし、ご飯を部屋へ運ぶだけにして極力会わないようにはしていますが、そのわずかな時間ですら、今はストレスになっています。気持ちを切り離しているつもりでも、心の中では切り離されていないのでしょうねきっと。自分ではクールなつもりなのですが、実際はそうではないのでしょうね。自分が立派だとかかわいそうだとは思いませんが、夫婦だけで生活したりひとりで生活している人が羨ましいとは思います。こんな接し方の介護でいいのか?まだまだ介護の方法があるのではないかとも思っていますが、机上の勉強も大切だと思いますが、みんなひとりひとり症状とか違うので、それだけではないような気もしますが、気分転換にはいいと思いますね。