No.13878 財産分与だけ求めて来るであろう認知症の実母の介護にノータッチな姉。
質問(相談内容)
■ Q :
実母を介護しています。私も姉もバツイチ、成人した子供が一人(私は娘、姉は息子)です。私は母と娘とで同居しているので介護せざるをえません。母は認知症もあり、寝たきりなので、デイ、ヘルパー、ショートでお世話してもらっています。姉は自転車で20分ぐらいのところに住んでいるのに知らん顔です。様子を聞いてくることもありません。こちらからメールしても母の話題には触れない返事しかしてきません。介護は介護される本人のお世話をしてくれるのが一番ですが、介護している者にとっては、ちょっと様子を聞いてくれる、様子を見がてら遊びに来てくれて他愛のない話をするだけども気分転換になるので、はっきりとそのことも伝えたのですが、「わかりました。出来るだけ覗く様にします。」と返信がきたにもかかわらず、態度は一向に変わりません。とっくの昔にあてにするのは止めたし、怒りをぶつけたいのですが、娘にとってはたった一人の伯母になるのでこらえています。母が亡くなった後,遺言書がなければ当然のように半分を要求してくると思います。現状が続くのなら割り切れない気持ちの自分があって、そんなこと考えてる自分がつくづく嫌になります。
回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
お母様の介護お疲れ様です。私の場合と若干にていたので、思わずレスしてしまいましたが、既に、私の場合は過去の事なのですが、二人姉妹で私が母と同居していました。家族は、主人と娘一人、私です。もう一人の娘は嫁ぎました。母は、脳出血で倒れ、地元の病院では空きが無く電車とバスに乗り、1時間半位かかる病院に入院し、最初の頃は、姉も時々お見舞いに来ていたのですが、だんだん回数が減り、その後転院する時の相談やリハビリ病院の交渉など、全て私がやり、姉に相談してもそっちで決めて!と言われ、あまりにも無責任な態度に電話で何回か喧嘩しました。しかし、その頃、姉の身体を癌が蝕んでいて、姉は夫と息子がいるのに更年期障害で調子悪いだけだからと、辛いのを我慢して家事を済ませると横になっていたのでした。そして、母の臨終にも駆けつけられず、母の亡くなった半年後に亡くなってしまいました。さくらさんの、お姉様はお元気な方なのでしょうか?お母様が具合が悪くなる前から、疎遠なのでしょうか?老婆心ながら、私の姉のような事もあるかと思い書き込みました。
◆Q :
姉は今は近くに住んでいますが、以前は電車で1時間半ほどのところでした。その頃からは父も健在でした。今にして思えば、母はその頃から認知症の気があったので、「時々は顔出しして。」と連絡してたのですが、全然来ず。「電話の時間がないならファックスでもいいから。」としつこく言うとやっと電話してきたり、ファックスを送ってくるような状態でした。それでも両親は「今日電話がかかってきた。」とか「ファックスがきた。」とうれしそうでした。近くに越してきたのは両親のことも考えて・・・と言ってたので、こちらも気持ちはあるのかと思ってしまうのです。信じた私が甘いのですね。姉は”うつ”だと言うのですが、私も診察は受けてはいないけどテレビでの自己診断をやってみると当てはまることが多いのです・・・。自分には診察に行く時間も、気持ちの余裕もないし、実際”うつ”と診断されても介護は続くわけだし・・・。友人にも時々は愚痴をこぼすのですが、こうして思い切って相談してみてよかったです。皆さんの色々な意見を頂けるので新鮮です。
◆A 2:
私も二人姉妹です。私は未婚、姉は既婚で子どもは二人とも成人。姉は車で10分くらいの同じ市内に住んでいます。それなのに、一年に一度も来ない時もあります。母が最後の退院をして家にいる時も、仕事を理由にほとんど来ませんでした。フルに働いているわけではないのに。子どもが小さい時にさんざん面倒をみさせておいて、どういうことなんだろうと不思議です。「モンスター」という言い方がぴったり似合う人です。母の葬儀には香典も持ってこなくて呆れ果てました。そのくせ、大勢の前で「しっかりした姉」を演じたいみたいで、余計なことを命令口調で指示。こんな姉なので、第三者が父に遺言を書いといた方がいいとアドバイスし、父がうなづいたので私が連れて行くと、私が勝手に連れて来たとのたまわる始末。そう、同居家族は敵であり、姉が父との約束を破ろうと父は姉に気を遣うのです。
ばかばかしくて、当時自由になる微々たるお金を使い果たし死んでやろうと思ったこともありました。しかし、私が死ぬと父に保険金が入って思うつぼになると。そこで、入らないように手続きしようとするが、本人の意思に反して、出来ない事が判る。日本社会の矛盾に憤りました。私にとっての一番の得策は結婚して家を出ることなのですが、相手が…とほほ。今のまま家は出られるけれど、ここまで同居して苦労してきたので世間一般に大義名分を示して家を出た方がいいでしょ?あなたが体調を崩したらどうするのでしょうか?風邪くらいのことでも、一度大げさにふるまって様子を見たらいかがですか?それで、これからのことをもう一度考えてみてもいいかもしれません。私は信仰している宗教はありませんが、神様仏様がいるのであれば、絶対に、どこかで見ていると思います。そして、罰という形ではないとは思いますが姉に、そして私には良いことがあると思っています、というか、そう思わないと生きていられません。
◆Q :
メールありがとうございます。姉も父の葬儀のときは前面に出て仕切ってました。目立つ事には積極的でした。四十九日が済むまでの一週間ごとのお参りにも何やかやと理由をつけては来ませんでした。一度私が会社帰りに具合が悪くなり母のオムツと夕食の世話を頼んだときも(そのときは母も支えれば体を起こすことも出来、一人で食事もスムーズに食べれたし、オムツ替えも自分で腰を上げる事が出来たので楽でした)来てはくれたのですが、用事が済めばさっさと帰ってしまいました。父の遺産を分けるときも、生前に「少ないけれど・・。」と姉妹、孫に分けてくれた、「後は自分たちの老後のために。」と言っていたにもかかわらず、遺言書がなかったので半分もっていきました。「父が残したお金は母のために使いたい」と言うと「これは”遺産”だから”父のお金”ではない」と言って聞きませんでした。父が働き、母がやりくりして私たちを育ててくれた後でこつこつ貯めたお金なのに。どうしても聞きませんでした。考え方が根本的に違う人なんだと思い、その事ばかりにエネルギーを費やすよりももっと母に対して使おうと姉の言い分を聞き入れました。大した額でもないのに揉める事が悲しく寂しかったです。
◆A3 :
わたしの場合妹なんですが、まったく介護しないです。で私が愚痴をこぼしたくてメールしたら迷惑だからよこさないでくれ、電話もかけないでくれと。向こうからかかってくるのは年1回くらい。でも母にはよく電話はしていますし、母も末っ子で可愛いみたいです。あの子は大変だから迷惑をかけられないと。でもねえ。。面倒見ないなら、愚痴を聞いてくれたらいいなあと思うんですよね。期待はしていないんですが。私もいろんな事たまに爆発したくなります。
◆A4 :
お気持ちは十分わかります。実母を介護できる幸せに感謝しましょう。介護から学ぶべきことはたくさんあります。認知症になってまで母は私に何を学ばせようとしているの?視点をちょっと変えるだけで気持ちは大きく変わります。育てて頂いた御恩返しができていると思えば、こんな幸せはありません。知らん顔できるお姉さんは心の貧しいかわいそうな方。親の遺産は頂けるものがあるだけで十分ではありませんか。相手にしても仕方ない人に、無駄なエネルギーを使うのはもったいないです。人を許すことは自分の心の解放につながります。無償の愛で、感謝の気持ちを忘れず、心穏やかにお母様との日々をお過ごしください。
◆Q :
すばらしい考え方を教えていただき、目からうろこです。マイナス方向ばかりに考えてた自分が恥ずかしいです。友人の一人にも「大変やけど、やるだけのことをやったら後悔せーへんから。」と言われたのと、通じるものがありますね。自分のことだと一杯一杯になってしまうので、ちょっと距離を置いて考えるようにします。ありがとうございました。
◆A5 :
介護だけでも大変なのにお姉さんのことは更にストレスになりますよね。私の兄二人はもっとひどい男達です。この4年間一度も会いに来ないくせに母の後見人にはお金のことであれこれ言って来て、本当に嫌な気持ちで一杯です。介護の先輩さんの仰ることはごもっともと思います。私も母を介護出来て本当に幸せだと思っています。母のことでは何も苦になることはありません。しかし、そういう兄達のことを思うと煮えくり返る思いになり、母のことではなく兄達にたいして不愉快極まりません。私はその辺の普通の人間です。疲れたりもします。そうであれば、嫌な兄達の事は考えずに母のことだけに心を込めて介護すれば・・と頭では分っていても中々出来ないでいます。なにかの拍子にふっと兄達の事が頭をよぎり「くそったれ野郎が!」と思う自分がいます。まだまだ修行が足りない私です。それでこちらで愚痴らせて頂いております。そして、相続の時には「寄与分」を主張するつもりです。兄達が「悪いな」とか「有難う」とか、せめて私の夫にひと言でも言って呉れたなら「寄与分」など考えもしませんでしたけれど。誰もお金目当てで介護しているわけではありませんよね。でも、お姉さんがそうであるなら、あなたも「寄与分」を勉強してみては如何でしょうか?ただし、そうすればお姉さんとはその後で気まずくなりますので、そうなりたくなければやめた方が良さそうです。お互い、しんどいですね。同じような思いをされている人は本当に多いと思います。私達は実の母親ですが、義理の親御さんを介護せざるを得ず、もっと辛い思いをしている人も沢山いますね。それを思って何とかやってゆく・・そうするしかないかな・・私はそう思うようにしています。