No.12296 自分勝手で暴言癖のある父。全ての意欲がなくなります。

質問(相談内容)
■ Q :
68歳父・35歳娘の家族です。母は15年前に、兄も13年前に他界しています。父は10年程前から人工透析を受けていて2年前に脳梗塞になり左半身麻痺車いす生活になりました。入院しリハビリを続けてきましたが、日常生活全般に介助が必要な状態です。なんでも自己中心的な物の考え方で、病院に対しては、自分の透析のおかげで儲かっているなど、医療スタッフに言ったりします。心ない言葉をまわりの人に言うため、最初に入院していた所とは喧嘩して退院してきました。介護者も私一人しかいないので、私が介護するのが当たり前だといいます。なので「ありがとう」「すいません」なんて言葉は1回もありません。何かと私に電話かけてくるのですが、留守電だと「居留守使っていりやろ!」と怒鳴り声が入っています。その後の1分おき位に12回着信がありました。私は本当に出掛けていたので帰ってきて留守録を聞いて鼓動が速くなり、床に座り込み動けなくなりました。先日もすぐ病院に来いと電話があったので行くと、自分のほしかった差し入れがなかったことに怒り、もう帰れ!と言われたこともありました。いつも父に振り回せれ、父のことを思うだけで何も手につかなくなります。もう私の精神がもちません。明らかに限界です。以前は父のほうがしんどいからと思いやろうとおもっていたのですが・・・。
する気持もありましたが、今はどうしたら父から離れられるかを考えるばかりです。正直、自殺を考えることも出てきました。夜も睡眠薬がないと眠れません。その量も増えてきています。この先まだまだ続くのかと思うともう限界です。何度も父に私の思いを話しましたが、逆ギレされるばかりでした。

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
いわゆる、義父の立場で初老です。娘の立場も、息子の立場も、嫁の立場も、姑の立場も、舅の立場も、妻の立場も、孫の立場も、そして介護の立場も、介護してもらう立場も解っています。永い人生辛い事、腹の立つ事、悲しい事、惨めな事、限界を感じる事等々は、楽しくうきうきした事より、はるかに多いのが人生です。又、人の人生と比較する事は止めなさい。お父さんの立場は、今、体の体調が思わしく無く、妻も亡くされ、相当痛んでいるのです。娘の貴方に心では解っていても、辛く当たってしまうのです。でも、娘の貴方はだんだん追い込まれる・・当然でしょう。しかし、お父さんは68歳、体調も、心もかなり病んでいる、死にたいのはお父さんですよ、お父さん自分の此れからの人生展開解っていますよ。人生68歳永いか、短いか・・お父さんが決めます。女性の盛り35歳、仕事との出会い、恋、良き友との出会い此れから一杯有ります。その為にまずお父さんから離れなさい。自分中心の人生に切替えなさい。仮に世帯分離して、お父さんが施設生活に入ろうが、行政保護を受け様が、人生が縮小しょうが、其れも、お父さんの人生。35歳の娘・・もう父親には尽くしました。人には人のその時の立ち位置があるんです。父親の事はしばらく捨てなさい。必ず道は見えて来ます。又辛かった事も何時か昔話となるでしょう。もう一度言います。自分の楽しい人生を画いて自分の為に生きなさい。死んで花見が咲くものか(怒り)。楽しんで苦労して、悩んで其れが人生。

◆A2 :
あなたの詳しい状況は、解かりませんが・・・推測するのには、あなたはお父さんの介護で結婚もされてないし、仕事も介護で出来ない環境と思います。まず、このままでは行く末はお父さんが他界するまで犠牲になってしまいます。今、35歳でしたら間に合いますのであなたは、自分のために生きて下さい。そのためには、まずお父さんを入院させることです。透析しているのでしたら老人施設は、無理ですから、行政機関に当たって何とか自分の生活を取り戻して下さい。母親や父親の介護者を抱えて自分の人生を犠牲にして、無駄に暮すことは無いのです。親に何と言われようと自分の人生の幸せを掴むことです。私も親のために犠牲になった一人で今、年齢的にも仕事も無く困窮してます。
仕事を辞めなかったら・・・悔やんでも取り戻せません。あなたのその時は、その今なのです。
もう父親のために頑張らないで下さい。自分のために生きる事ですよ。
 
◆A3 :
実家で長く母親の介護をしています。再婚を考えた時期も何度かありましたが、踏み切れませんでした。それから20年が過ぎてしまいました。取り返しのつかない、過ぎた時の長さを振り返り暗鬱とすることも度々です。事情はいろいろありましたが、母を捨ててはいけないという思いが大半を占めていたのも確かです。そして、今になって思えばそれが間違っていたと分かります。つらいでしょうがなんとか気を立て直して、お父さんを抱え込まなくていいように、自分のために行動してください。まず行政機関に相談してみてください。親よりは子が大事なのです。将来、あなたの子供にもそうして自分の人生を生きてもらうのです。少しも不都合なことではないのです。親が子供の将来を一番に考えるのは心身が健康な時までです。あとは頑固な子供のようなものです。自分の人生が一番 お父さんは二番三番でいいのです。当然、お父さんは嫌がるでしょうが強行です。お父さんは別の場所で生きてもらいましょう。一度しかない人生です。自分の人生を生きてください。

◆A4 :
みなさんがおっしゃっているように、お父さんとは離れましょう。あなたは十分がんばりましたよ。
お父様のような性格の方には、どのような説明をしてもあなたの思いは理解してもらえないと思います、理解しようと思っていないのではないでしょうか。あなたが疲れるだけでエネルギーの無駄です。私の父も同じような人です。言葉では「話し合えばわかる」というのですが、自分の思い通りにならなければ、受け入れることは一切しませんし、人前では良い父・理解ある父を演じますが、結局は「家族とはなにか?」という基本的な事さえもわかっていません。ですから、生活費をろくに入れていませんでしたし、今もいれません。それなのに、娘がお金を盗むと金融機関に訴えた始末。
父は二男で親の面倒などみていないのに、未婚の私は当然親の面倒を見るらしいです。子どもがすでに成人している既婚の姉には、ものすごく気を使います。車で10分程の所に住んでいても、年に一度も来ないのに…。だから、父を逆に利用できる事があったら利用しようと考えています。そして、良いタイミングで家を離れられたらと思っています。

◆A5 :
貴方はもう何もしなくていいと思います。今まで1:1で関ってこられたんですもの・・・。私からすれば「すごい!」に尽きます。仕事上だけの関りだからと割り切って接することはできても、家族だったら無理!といつも思ってるんですから。透析をしている方の行政の保護はきちんとしていますし、透析者を守る協会もあります。まして、半身麻痺があればお金に関して困ることはないはずです。病院に入院していて、今後どうするかとなれば病院の相談員が動くでしょうし、家族が関り拒否という方は結構多いのです。たった一人の父親ではあっても、自分を壊してしまう存在であるなら、貴方は自分を守るべきです。

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