No.30659 Re: 施設から車椅子の買い換えを依頼されました

こんにちは。
まず、すごく優しい御家族でうらやましいです。
なかなか、対応する方向で考えられる方は少ないと思います。

本題ですが。
リクライニング式の車椅子といっても色々な種類があります。
ヘッドレストが外れるもの、チルト機能が備わっているものなど。
どのようなリクライニング車椅子を御利用かはわかりませんが
「移動は車椅子で全介助」と言う言葉に誤解があったのではないかと
思います。

「車椅子で全介助」移動に関してのみ言えば、どんな車椅子に乗って
いても、ご自分でこがずに誰かに押して貰う状態であれば
「全介助」なんです。
もちろん、自走式の車椅子に乗っていたとしても、ご自分で操作
しなければ「移動は全介助」です。

質問の内容から察するに、ご本人様はリクライニングの機能が必要な
ほどの身体状況ではないのではないでしょうか？
長時間の座位は難しくても、座りなおしをお手伝いしたり、
疲れがあるようなら車椅子をリクライニングするのではなく、
ベッドに横になるなどの対応をすれば、問題ない状況なのでは
ないでしょうか？

自走式とリクライニング式を一般的に分けると、車椅子自体の重さが
リクライニング式の方が重いです。
さらに、最初にお話したヘッドレストが外れないリクライニング式
車椅子を御利用の場合、座りなおしの介助がしにくい時があります。
そのため、介護の現場での都合や御本人様の身体状況と考えて
普通の車椅子のほうがより良いという事だと思います。

あと、「普通の車椅子」でも自走式(タイヤが大きく、操作用の輪が
ついているもの)と介助式(タイヤが小さく移動は全介助のもの)が
ありますので、購入の際はプロの方と相談してください。

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