No.54178 時々荒れる義父、事故が起きる前に何とかしたい。

【状況】
介護度１の義父は２年ほど前からアルツハイマーが少しずつ進行していて、現在は週に３日、デーサービスを利用していますが、時々行かないと家族を困らせる時もあります。
体力はかなり落ちて来ていますが、元気な時は自宅の前の畑の手入れをしています。
現役の頃は大きな組織のトップで、定年後も名誉職を数々こなして、思い通りの人生を送って来たと思います。
近くの病院の院長さんが、そのうち「始末に困りますよ」と言っていた事が現実味を帯びて来ました。
養子の私は４年前に海外赴任から帰って、家内（義父の娘）と義母と４人で暮らしています。
義母も義父に良いように使われて来て、今になって自分の不遇を嘆いたり、人を恨んだりで、何時も独り言をつぶやいて、精神的に追い込まれているようです。
帰国後の私は体力が無くとても農業ができる状態ではありませんでしたが、検査の結果、冠動脈の異常が発見され、ステント治療をして頂いて今は元気を取り戻しています。
山や田畑も有りますが、今は野菜作りだけしかしていません。
父の蓄えも有りますし、贅沢はしませんので年金で十分足りる生活をしています。

そもそも義父が荒れる原因は使い道も言わずに現金を欲しがるからで、財産を握っている家内と喧嘩になります。
３年前までは、義父が全ての財産を管理して、ある程度は自由にしていたようです。
現金を欲しがる原因は近くに住んでいる愛人？に渡す為だと家内や義母は言っています。
義父は私が居ない時に良く荒れますから、養子の私には遠慮が有るようです。

【問題点】
義父は家や家族に関心が薄いようで、自分が建てた家なのに、時々夕食後、「家に帰るぞ」と良く言います。
機嫌を損ねると、１人で歩いて行ってしまいますから、家族が付かず離れず追いかけて行きます。
人前では繕う人間ですから、他人に説得されるとおとなしくなって帰ってきます。
１週間前には２００ｍほど離れた墓地に行って、家内が遠くで見ている時、我が家の墓石を周囲に放り投げて散らかして来ました。
２，３０年前に無くなった先代のお骨も丸見えになっていました。病気とは言え一族の長男に生まれた人間のする事ではないと思いました。

義父が荒れた時は、自由にしておくと何をするかわからないので、刃物は隠して有りますし、家内がしがみ付いて自由にさせないようにしています。
酷く荒れた時は「殺してやる」と言う事も時々あります。
時々荒れる義父、「大事にならない前に何とかしたい」との心配が頭を離れません。

【私の考え】
私の考えでは、義父名義の財産で適当な施設に入所させ、離れて暮らすのが一番だと思います。
しかし、家内や義母は女と一緒に暮らしたいだけだからダメだとか言っていますし、入院や葬式以外でお金を使う事は毛頭考えていないようです。
義父を安心できる施設に入れ、３人で年に数回でも小旅行をする贅沢をするのが世間の常識と思いますが・・・。
家内に言わせれば、自分が常識的で私は非常識な人間だそうです。

長文になりましたが、経験豊かな先輩諸氏のアドバイスをいただければ幸いと存じます。

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