No.52665 本当に認知症なのか?

No.52665は質問(相談内容)です。

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No.52665:本当に認知症なのか?[ちゃあ]ID:WTTraOGU 2013/02/07 12:18
父(現在71歳)についてですが、6年程前に精神的なストレスから様子が
おかしくなり一切の事に無関心・無気力になり、食事以外は寝てばかりの
状態になりました。(元々は非常にマメな人でした)
当時事情があり一人暮らしをしていましたが、ほっといたらごみ屋敷にな
る位の勢いでした。
並行してスーパーで飲食物を万引きをして捕まった事が2度ほどありまし
たが、おそらく常習化していたと思われます。経済的な事情もあったので
すが、万引きの動機については食べるものに困った為だったとは思えま
せん。悪い事だとの認識はあったうえでやっていたようです。

当初うつ病を疑い、受診をさせましたがその時点ではうつや認知症につい
て明確な診断は得られませんでした(脳に年相応の委縮がある程度)
その後実家を手放し、現在は私のそばのアパートで母と二人で暮らしてい
ます。こちらでかかった医師も当初は、明確なうつとも認知症とも診断し
かねるといったニュアンスでしたが、あえて言うなら認知症だろうといっ
た感じで診断書をもらい、現在は要介護2です。

その父ですが、昨夜10時過ぎに近くのコンビニに入るのを偶々見かけまし
た。外から様子を伺っているとお金を持っていないはずの父が弁当と雑誌
を購入し、弁当は加熱までしてもらっていました。お金は就寝中の母の財
布からくすねて来たのかもしれません。

万引きしないだけホッとしましたが問題はここからで、会計を済ませて出
てくる父とその場で相対するつもりはなかったので、本来帰るべき方向と
違う場所の建物の陰に隠れて、自宅に帰るのを後ろから確認するつもりだ
ったのですが、なんと方向の違う私の居る道に歩いて来て尚且つ陰に隠れ
ていた私の方を向き目が合いました。おそらくコンビニに入る時点で私の
事を認識してて、警戒していたんだと思います。

「何してんの?」と声をかけましたが無視し(普段から都合の悪い時は無
視します)そのまま暗い住宅街に向かって歩いて行きました。
その場でいく手を遮って自宅に連れていく事も可能でしたが、おそらく大
声をあげて制止することになるし、時間が遅かったのでそれは避けたいと
思い、その場にとどまりどこまで行くのか見ていました。

私はとても寒い夜でしたし多分住宅街の中にある小さな公園で手早く食欲
を満たし帰宅するだろうと想定していましたが、なんと50m程進みある建
物に迷うことなく入って行きました。
少し間をおいて恐る恐る確認すると、4階建ての古い建物で多分アパートに
なっていた3〜4階部分は今やだれも住んでいないようでした。
中に入って探そうかとも思いましたが、勝手に入って尚且つ個室のドアを
開けて見るのもまずいかと思い、外から様子を伺っていましたが結局30分
経っても出てこず、無理をして建物の中で騒ぎになってもまずいと思い私
は引き上げました。

おそらく、鍵のかかっていないどこかの個室で弁当を食べていたのだと思
いますが、それにしても時間が長かったのと週刊誌を購入していましたが
普段は雑誌・新聞はおろかTVも好きな歌番組以外は無関心でほぼ寝てば
かりいます。

建物に入る際は多分私の事は気にしていたと思いますが、距離が離れてい
たので見えていなかったと思います。迷うことなくその建物に入ったので
おそらく初めてではない様ですが、いつどの様にしてそんな場所を見つけ
たのかは分かりません。日中一人で出歩く事はまずありませんので。
母は耳が遠いし安定剤を飲んで就寝しているようなので抜け出すことは容
易なのかもしれません。



果たして昨夜のような行動が認知症の人に出来るのでしょうか?

長文ですいませんが宜しくお願いします。

発言一覧

以下、No.52665の質問に対する回答です。

 52665: 本当に認知症なのか? [ちゃあ] ID:WTTraOGU 2013/02/07 12:18
 └◇53214: ピック病でないか専門医の診断を受けてください [げた] ID:VzPQ0W0Z 2013/03/07 22:10 評価

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No.53214:ピック病でないか専門医の診断を受けてください[げた]ID:VzPQ0W0Z 2013/03/07 22:10
この場合、認知症や脳や精神科関係の専門医の診断を受けてきましょう。
適当な病院が分からない時は、地元の保健所で相談もできます。
家族が保健所に行って相談することもできます。

ピック病など、アルツハイマー以外の認知症でないか検査すべきです。

万引きなどの反社会的行為を繰り返す高齢者などの人もいます。
(若年認知症くらいの年齢での発症もあるといわれています)

別名、「万引き病」という俗称されることもある、「ピック病」です。
「前頭側頭型認知症」という呼び方などが正式なほうで、
人間の理性や知性を司る、前頭葉や側頭葉の大脳が萎縮や破壊されて
起きる病気です。

かかる人が多いアルツハイマーが典型的な認知症ですが、
こちらは、記憶に関係する脳の中心部分(海馬など)の病変です。

つまり、脳のどこがやられるかで、出てくる症状が違います。

場所が違うといっても、脳細胞破壊の原因が、アミロイドベータ等の
悪性タンパク質の蓄積だったりするので、広い意味では、
認知症などの脳の病気として共通すると考えることもできるわけです。

高齢になるほど、悪性タンパク質の蓄積や脳細胞破壊も進むから、
どんどん、認知症などになる人が増えていきます。
(症状は出なくても、二十年くらいとか、はるか以前からタンパク蓄積
などが起きていることも分かってきています)

今のところは、速やかに精神科関係の医者や精神病院などと連携して、
適切な対応ができるようにしたほうがいいです。
介護関係者で、医療知識に乏しい人に当たってしまうと不幸も起きます。
全国各地の保健所を通じて、認知症や高齢者の精神病の対応も
できますので、よく相談してくるほうがいいです。
地域を巡る保健師さんなどに家庭訪問で調べてもらう方法もあります。