No.60850 成年後見人が弁護士に指定され費用が納得できません。

No.60850は質問(相談内容)です。

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No.60850:成年後見人が弁護士に指定され費用が納得できません。[オキドキ]ID:GFMkxCID 2016/07/04 17:08
妻が6年前に認知症になり去年発作が発生後、胃ろう手術を受け、老健3ヶ月から特養に移れました。16万円/月の費用がかかります。妻は発病前に、かんぽ据置定期年金保険90万円/年、10年間に入っており効力発生しましたが、認知症の為、郵便局から成年後見人の手続きが必要ということで、夫である私が申し立てしました。裁判所の判定は妻の資産が1000万円以上なので弁護士が後見人に指定されました。年間費用36万円です。年金生活で年金の殆どは妻の特養の費用に消えます。折角妻が将来のことを思って入った保険がこんなに減額されてしまうのは何か詐欺にあった様な気がしています。何とか後見人の指定変更出来ないでしょうか?裁判所では後見人の申し立ての中止も変更も一切出来ないと言われました。

発言一覧

以下、No.60850の質問に対する回答です。

 60850: 成年後見人が弁護士に指定され費用が納得できません。 [オキドキ] ID:GFMkxCID 2016/07/04 17:08
 ├◇60860: Re: 成年後見人が弁護士に指定され費用が納得できません。 [ねこ] ID:Keliw7hI 2016/07/07 19:47 評価
 │└◇60920: Re: 追伸(家裁の考え) [ねこ] ID:ETN0ObU0 2016/07/27 03:55 評価
 └◇60864: Re: 成年後見人が弁護士に指定され費用が納得できません。 [みその] ID:x0uk.5qO 2016/07/08 08:09 評価

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No.60860:Re: 成年後見人が弁護士に指定され費用が納得できません。[ねこ]ID:Keliw7hI 2016/07/07 19:47
貴方様の居住地がどこか解りませんが、変更は可能です。
(ただし、大阪は専門職を原則としているようなので、困難かもしれません)。

>かんぽ据置定期年金保険90万円/年、10年間に入っており効力発生
これは、決まった月に一定額の年金を受給する仕組みのものですよね?

>妻の資産が1000万円以上なので

貴方様と奥様(被後見人)の間に争いがない場合、専門職が付く必要はありません。
成年後見人を貴方様にして、後見監督人を付ければ、後見監督人の費用は年間12万円から24万円程度です。
裁判所は、親族後見人と後見監督人(司法)をつけると、後見報酬が多く発生してしまうので、専門職後見人だけにしたのでしょう。
まず、基本的なことは、1000万円以上(或いは500万円以上)の資産があれば、家裁は専門職を付けてしまいます。
然しながら、後見制度支援信託(流動資産のみ)をとれば、専門職関与の必要性はなくなります。
このところが難しいのですが、流動資産をすべて信託にして、年金受給分だけを受け取れるようにすれば良いのではないかと思いますが・・・
詳細な資産が解り兼ねますので、あまり安易なアドバイスは避けたいところです。

貴方様が明確にした方が良いのは、今の収支状況と、将来的な経済予測を立てて、どの様に後見人報酬が生活を逼迫させる可能性があるかを出すことだと思います。

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No.60920:Re: 追伸(家裁の考え)[ねこ]ID:ETN0ObU0 2016/07/27 03:55
1000万円あれば信託というのが現状では家裁の考えです。

それと、ある弁護士が
家裁の裁判官(審判官)がこう言ったのを聴いたそうです。
「弁護士さんは、法的問題が解決してもなかなか
 降りてくれないんですよね〜。
司法書士さんは、問題が片付けば信託取って辞任して
親族にリレーしてくれるんですけどね〜・・・」
と。

家裁は、現在、士業不正が問題になっており、
積極的に信託締結を奨めている段階ですが、
信託を弁護士は取りたがらないし、
信託を締結すれば、専門職関与は基本必要ありません。

また、他に身うちが居るとかいう問題も、
基本、信託をとれば、自動的にお金がお財布代わりの
預金通帳に入って来るので、
施設利用料を引き落としにしておけば、
仮に親族後見人が亡くなっても、数ヶ月間の空白に
何ら影響しないですし、
その時点で、専門職や市民後見人を職権で
追加選任すれば済む話です。
施設に入っていても、在宅でも、身内の死亡については
それこそ市区町村長など行政や施設職員から家裁に
連絡がされさえすればいい話で、
それも、信託を締結していればこそのメリットだと言えます。

今、家裁は専門職の場合には、
いかに聴き分けの良い専門職であってくれるかの方が
気になっているようです。

要は、士業金銭管理に家裁が敏感にならざるを得ない実情が
明確にあるのです。

士業横領の地裁判決もそろそろ出る頃を迎えるのではないか・・
と思います。

そのため、信託を締結後にリレーしてくれるような
司法書士に積極的に仕事を回そうとする動きが家裁にあるようです。

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No.60864:Re: 成年後見人が弁護士に指定され費用が納得できません。[みその]ID:x0uk.5qO 2016/07/08 08:09
「資産1000万に対しての弁護士報酬が毎月に3万ならば 妥当
どこが悪いの?」
って 家裁は 考えています。

ですから 説得するにはその考え方の方向を変えねばなりません。 

郵便年金は 毎月75000円
奥さまの国民年金が不明ですが 現在の平均受給額は 55000円と言われていますから ふたつ足しても 現在必要なお金16万には足りない・・

もし。。。16万以上の年金があれば 家裁への説得は非常に厳しい。
ですが
足りていなければ 毎月の報酬3万は 資産から切り崩して払っているわけですから 本人にとっては不利益
突っ込めるところはここだけかと思います。

1 資産を崩している状態なので 本人の利益のために(ここ大事)
無報酬の私(貴方さま) か もっと安い行政書士社会福祉士(たぶん15000円ぐらい)に替えてほしい

2 無報酬なのは自分なので 私に替えてくれるのなら横領予防のために 信託を利用することに同意します

の2つかな、、

家裁の反論は

「親族(貴方)の年齢を考えると 第三者に委ねていたほうが 将来的に考えると本人のためになる」

の一言しかないと考えられますので この点に関して きっちりと理論的に反論できるものを準備しなくてはなりません。

他に若いお子さまはいらっしゃらないのでしょうか?
もしいらっしゃらなければ 3万より安いと言われている行政書士か社会福祉士に変更できると思います。 (弁護士が1番高く報酬を取りますから)

第一希望は 自分に変更 (足りない部分は信託から切り崩して 保管通帳(年金受給の通帳)に送金してもらうやり方)

すべりどめは 他の安い職種に変更(たぶん半分になるはず)

この二本立てで 家裁へお話しされてはいかがでしょうか。

その前に
きっちり ご自分の気持ち意見を整理するべきです。

現在の成年後見制度のあり方には  私は著しく怒りを感じておりますが
しかし です。 もう時代の流れなのです。
そして 貴方さま奥さまの場合 少なくとも私よりは後見制度の恩恵をウケられます。 ここがむずかしいところです。

家裁は世間知らずで 法規や規則が書かれた二次元の本の中の住人です。
同じ顔をしておりますし 言葉も丁寧で応対も紳士ですから
こちらと同じ共感をしてくれた と 勘違いします。

まず相手は  法律という名のゲーム機の中のロボットなんだ ぐらいの覚悟で臨んでください。 武器は理論武装で。

「本人のために」という大義名分があります。
これに沿った理論が強いです。

くれぐれも 家裁の事務官たちの プライドを傷つけたり 保身を脅かしたり 成年後見の批判は封印して臨んでくださいね。

もし 私だったら
「報酬の少ない人に替えてください」だけ言うかも

実際 貴方さまに何かあったら(病気事故死亡)
奥さまは誰の庇護が受けれるのでしょうか。
そうゆう意味では 貴方さまの奥さまのためには
成年後見制度も悪くはないと思います。

これだけ成年後見制度を嫌っている私でさえそう思うのですから
家裁はもっと強いと思います。

まずは どうしたいのかお気持ちの整理を。