No.58252 Re: 精神科医の熊木徹夫氏の本の中に

お邪魔します。

　精神科医の熊木徹夫氏の本の中に「友人がその夫から暴力を受けているその時に自分に電話をかけてきた」といった相談が載っていて、その質問に対し熊木徹夫氏が「暴力を受けているその時、なぜその友人は警察ではなく友人のあなたに電話をかけてきたのか。それはその友人が暴力夫と共依存の関係にあり、その友人はあなたを共依存の関係に巻き込もうとしてしているのではないか。」といった事を述べていました。ですからもし質問者様が家を出るといった際にご両親様が「逃げるのか、見殺しにするのか。」といった事を言って引き留めるようであれば、ご両親様は共依存の傾向があるのかも知れません。

>両親は施設＝姥捨て山と考えている様で、入所に渋っております。

　「中途半端に関わる」事は「最後には見殺しにする」という事です。過去にあった事件ですが、認知症の母親を殺害した男に対し、弁護側は「介護疲れ」を主張しましたが、裁判官は「被告は自分だけではできないと思った際、他の手段を検討する事無く殺害という手段を選んだ。介護無くして生存できない認知症患者を殺害した事は残酷な行為」としました。この男に残ったのは「母親殺し」の汚名だけのようで。また認知症患者が徘徊して鉄道事故を起こし、裁判で家族が賠償を命じられた事もありました。ご両親様はそういった事も考えられておられるのかとも思ったりします（「縁起でもない事を言うな」で終わり？）。

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