No.57407 認知症の要介護１ができる事とできない事

母は認知症で要介護１です。
認知症の要介護１レベルというのは、何ができて何ができないんでしょうか。私にには全く分かりません。
それに、おかしな言動があった時に否定しては行けない、受け流すように。でも、それは「病人だから」という態度は見せずに。
そんな事、到底できないです。

最近、私の留守中にトイレの水回りの修理を母が業者に依頼し、高額請求されて支払ってしまいました。介護保険申請時にお世話になった先生に、お薬を貰うために現況をお知らせしようと、上述の件をお話したところ叱られました。

私が母のできる事とできない事が分かっていない。
まとまった額の現金を母の手の届くところに置いておくのがおかしい、と言われました。

そして、母があれこれ言う事にいちいち関わらず、受け流すべきである、とも言われました。（前回、母が診察を受けた時、一番困ることは娘が厳しいことだと訴えた事を指しておられます）

修理と母が思い込んでいたのは、ウォッシュレットの交換だったのですが、それにしても高額でした。更に、今は便座だけではなく便器自体も汚い中古品と交換された、と主張するようになり（もちろん便器は以前のままです）、中古のトイレは気持ち悪い、と言い張るのを何とか説得して使わせています。

先生は、そんな事も忘れてしまうから、とおっしゃいますが、母は思い込んでいてしつこく繰り返します。その度に言い争いになってしまうので、その事も母の現在の状態として伝えたところ、上記のように言われました。

病気で言っていることだからいちいち関わらない、とおっしゃる一方で、「どうせ病気だから」とこちらが思っていることは、認知症の患者は敏感に察知して感情を害するのだから気をつけなければ、とも言われました。

先生は、外部の手をもっと使わせたい、自分の限界を知れ、ということでおっしゃったようですが、我が家の状況では介護保険の申請ですら、やっとの思いでこぎ着けた、という具合です。

母の面倒は私一人でみていますし、私自身、慢性疲労症候群に更年期障害と橋本病、良性脳腫瘍と最近になって次々と体に様々な症状が出て来てしまい、肉体的にもかなりキツイのですが、母の言動の引き起こす事柄が精神的に最も辛いです。
つい「何でこんな事をするの。」と激昂してしまう自分がおかしいのではないか、と検査をしてもらって脳腫瘍が分かった次第です。

こんな私が、母の要介護１のレベルの実態を理解し、病人扱いせずに病人の無理無体を聞き流すなんて事は到底不可能です。考えれば考えるほど、袋小路で涙が止まらない。
もう、お薬をもらいに行くのも嫌です。

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