No.19507 介護現場職員は安心して働けるのか？

入浴介助中に利用者が突然浴槽に飛び降り、後方頭部をぶつけ、負傷して出血した事も報告した。しかしこれについては、問題視されなかったし、責任も問われなかった。無関係の部署では実状が理解できないかもしれないが、県庁健康福祉部の担当でさえも私に責任があるとは言わなかった。寮長が業務日誌に何も記入するなと命令されたことも話した。それぞれいろいろな返事があったが、やはり基本的には業務日誌にはきちんと記録するべきだという回答だった。基本的に保護者に見せるものではないし、たとえ福祉施設側にとって不利なことであっても、事故防止のためには正直にすべてを記入するべきだという事だった。むしろ隠蔽する事は正しくないという意見があった。権限が何もなくても、介護の担当者は罪に問われる事があるという。やるべきことをしなかったり、やるべきでないことをしたりして、その事が問題になるという。つまり権限があるかないかに関係なく、介護の当事者の責任は極めて重いことがわかった。だから地位が高くなるとなるべく介護現場から離れようとするのだろう。

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