No.22516 胃ろう について

No.22516は質問(相談内容)です。

返信する
No.22516:胃ろう について[hana]ID:??? 2009/04/29 13:35
パーキンソンで末期で寝たきりの母のことです。
陰部の腫れから切開して膿を出してもう二ヶ月近く入院しています。もう傷は癒えて家に帰る為のリハビリ時期に入っています。
しかし1ヶ月なにも口から食べれなかった母は飲み込みもなかなか戻りません。結局鼻から栄養をとっています。
ほとんど眠っています。微熱も続いています。
そこで、胃ろうを作りましょうと医師からの提案
そのときは私がサインしましたが、考えれば考えるほど、わからなくなってきました。
母は痛いことが嫌い、無用な延命処置はしないでと言うのが口癖でした。胃ろうはそうなのでしょうか。
母に聞くと胃に穴を開けるのは「いや」とだけ言います。
でも管が抜けないと栄養が取れるようにならないと前に進まないと
医師は言います。
退院するのが母の気持ちなら胃ろうにしたら退院できる。
しかしパーキンソンは良くなるわけでもなく、ただ、寝ているだけの寿命が伸びるだけのような気がします。
自然にお迎えがきたら行くということが医学の発達によって、
最後にはどちらにするかを決断させられる家族の苦しみになっているのではないでしょうか。
迷っています。胃ろうは必要なのか。
しかし管をぬいて退院するならば口から取れないければ
即効自然死になるのでしょうか。
似た様な迷いをなさった方いらしたら経験をお聞かせください。

発言一覧

以下、No.22516の質問に対する回答です。

 22516: 胃ろう について [hana] ID:??? 2009/04/29 13:35
 ├◇22517: Re: 胃ろう について [こもれび] ID:??? 2009/04/29 13:58 評価
 ├◇22524: Re: 胃ろう について [みく] ID:??? 2009/04/29 21:17 評価
 ├◇22537: Re: 胃ろう について [とくめい] ID:??? 2009/04/30 01:23 評価
 ├◇22541: Re: 胃ろう について [hana] ID:??? 2009/04/30 08:56 評価
 └◇22610: Re: 胃ろう について [さくらんぼ] ID:??? 2009/05/02 01:10 評価
  └◇23199: Re: 胃ろう について [hana] ID:??? 2009/05/24 21:24 評価

返信する
No.22517:Re: 胃ろう について[こもれび]ID:??? 2009/04/29 13:58
 こんにちは。 今、胃ろうの方とかかわってます。その方 は 食べることが、できなくなり、家族で話しあいの結課、胃ろうになり、退院され施設に戻る事ができ、日に日に笑顔もみられ、会話もできるようになり、寝たきりでなく、日中車イスですごすことも出来るようになり、家族はよろこばれてます。 もう一人のかたは、胃ろうから、すこしずつ、口からの水分をいれたり、流動食を一さじからすすめた結課、現在胃ろうをやめて、ここ何年かは普通食に戻り、元気で日常会話が出来るようにまでなってます。 延命を考えると判断に困ることでしょう。 残された命とどうかかわるのかは、本人もそうですが、家族の決断も大変と思います。

返信する
No.22524:Re: 胃ろう について[みく]ID:??? 2009/04/29 21:17
hanaさん、お悩みでしょうね・・・
ご家族がこのような決断をしなければならないとはなんとつらいことでしょう。
胃ろうにして栄養が摂れるようになったら嚥下のリハビリをしっかりとしていただけるのかどうかを主治医の先生にお聞きになってみてください。
また食事が経口で摂れるようになるなら、胃ろうをする価値があると思います。
痛いのも管がつくのも一時的なもので治療の一環ですから治るためにがんばりまた食事ができればこれにこしたことはありません。
食事というのは、栄養を摂るだけでなく人生における大きな楽しみであると思いますから。
嚥下のリハビリをしていただけない、またはこの先、経口からの食事は無理ということであればhanaさんがおっしゃるように延命処置のための胃ろうということになるのでしょう。
胃ろうを選択しなければ栄養が摂れず衰弱して亡くなるということは避けられないように思います。
また胃ろうをしていても逆流して肺炎になることもありますし、咀嚼や嚥下をしないということは脳の働きも衰えます。胃ろうもデメリットは多くあります。

私は最近思うのです。医療関係の方にとって死とは敗北でしょうが、人は生まれた以上死が必ず訪れます。
また死とはただ生物としての死だけだろうかと・・・
人間であるなら、精神の死もあるのではないでしょうか。
意識障害で話すことも考えることも食べることも動くことも排泄でさえ自分の思うままにならず生かされている状態・・・それでも確かに生命として息づいていますが精神的に自由に生きているといえるのでしょうか・・・

hanaさん、つらいでしょうがどうかこのことをご家族やご友人とよく相談なさり決めてください。
お母さまのご意思もおありなのでそのことも含めて。
どのような決断をなさろうとも、お母様のことを精一杯お考えになって出した決断にまちがいはないと思います。

返信する
No.22537:Re: 胃ろう について[とくめい]ID:??? 2009/04/30 01:23
このページの上の方の、サイト内検索で「胃ろう」をいれると、さまざまな考えを見る事ができます。参考になると思います。
自然に餓死していく姿を受け入れ、見て行かなければならないのは家族ですから
家族もまた覚悟しなければなりません。
胃ろうにしたとしても、自然死を受け入れるとしても、いつその最期のときが来るというのは
だれにもわかりません。
お母様が栄養を取らなくても穏やかで幸せだと感じる日々が多ければ
命も長くなるかもしれません。
お母様と最期の残された時間をどのように過ごされたいのか、お母様の希望もふまえて
考えることだと思います。

返信する
No.22541:Re: 胃ろう について[hana]ID:??? 2009/04/30 08:56
みなさま ありがとうございます。
検索してみると確かに延命処置と考え悩んでいる方は多くいるようですね。
恐ろしいこといいますが、母に、ただ生きててほしいと思えない自分がいます。
硬縮が激しく本人が苦しむ姿を早く楽にしてあげたいと思う自分がいます。
でも胃ろうにして栄養状態が良くなれば、本人の意識ももどるのでは
ないかとも思いました。
しかし神経内科の先生はパーキンソンが良くなるわけではないと
言われると、やはり最初の気持ちに戻ってしまうのです。
結論はなかなか出ません。
手術日までにこの葛藤は続くのでしょう。

返信する
No.22610:Re: 胃ろう について[さくらんぼ]ID:??? 2009/05/02 01:10
父をパーキンソンで亡くし、母が現在神経難病で
いずれ食事もできなくなるだろうという状態です。

父の時は「胃瘻を作りましょう」ではなく
「どちらにしましょうか?」だったので
知識のなかった私たちは、hanaさん同様、穴をあけるなんて…と
経鼻管のほうを選んでしまったのですが
胃瘻のほうが本人が楽だということを後で知り、後悔しました。

ですので母の時には、迷わず胃瘻にしようと思っています。
母も私も延命治療はしないという考えですが
意識があるうちは、やはり空腹を満たさなければならないと思います。
今のお母様の状態は、まだ延命以前の問題ではないでしょうか?

死期が近付き、呼吸が浅くなったり血圧が下がってきたりと
本当に看取りの段階になったときには人工呼吸器はつけないつもりですが
意識のある状態で空腹を満たしてやらないということは
餓死していく様子を見ている、ということです。

父は経鼻管を入れてから、あっという間に弱ってしまいました。
hanaさんのお母様は、まだ意思表示ができるのですから
まだまだ生きられると思います。
何もできなくてただ寝ているだけで「死にたい」と言っているとしても
極限のところで「生きていたい!」とも思うものらしいですよ。

胃瘻を作っても、また少しづつ口からとる訓練もでき
お母さまの場合はどうかわかりませんが
また口から食べられるようになって
胃瘻を塞いだという話を聞いたこともあります。

父は「食べたい」「お酒を飲みたい」と言っていましたが
それがかないませんでした。
嚥下しやすい高カロリー食品もありますし
私なら母に最後まで、少しでも
口から食べる楽しみを与えてあげたいと思います。
たとえそのことで誤嚥肺炎になって多少死期が早まったとしても
その時こそが諦める時のような気がしています。

これはあくまでも私の考えですが…

返信する
No.23199:Re: 胃ろう について[hana]ID:??? 2009/05/24 21:24
さくらんぼさんありがとうございます。
そのとおりだと思いました。

胃ろうに踏み切りましたが、
鼻のチューブがとれてさわやかなお顔になりました。

まだ水しか飲み込めずなかなか食べることへのリハビリは進みません。
でも
これはパーキンソンのせいらしいですね。

入院のせいで、又一段階進んだ気がします。

微熱もなかなか治まらず、
療養ベッドへの転院にしました。

自宅介護をシュミレーションしてみたのですが
行き詰まりました。

これでよかったのか解りませんが、
母のとって安定した環境をと考えたら
療養ベッドになってしまいました。

これでよいのか回答は全く出ませんが、
先ずは
考え抜いた結果です。