No.40338 備えあれば憂いなし

発言者:(´・ω・`) 発言日:2011/03/31 00:38 返信する 応答をメールで転送

相談ではありませんが、高齢者やその家族の方のライフスタイルに関する事だと思うので、こちらでスレ立てさせて頂きます。今回、東日本大震災により沢山の高齢者の方が犠牲となっておりますが、同じように高齢者を抱えて介護をされている家族の皆さん、災害時の対応はどうすれば良いのか悩まれているかと思います。参考になるかどうか分かりませんが、確実に用意してあると良いと思うものを紹介させて下さい。

一つ目はアルミブランケット(サバイバルブランケット)。キンピカの薄っぺらいアルミホイルのような物で見た事がある方もいると思いますが、私がお勧めするのはNASA開発のサバイバルブランケット(価格900円)です。災害救助訓練の際、いくつかのメーカーのブランケットを実際に使用し、真冬の寒空の中、過ごした事がありますがNASA開発のブランケットが一番温かく、体温保持率90%以上。それと比べ価格の安い中国産のブランケットは体温保持率は80%程度なので、布団は持って逃げる事は出来ないとしても、避難所で毛布一枚手に入れば、寒さで眠れないと言う事も無くなると思います。重さは数十グラムで小さく折り畳んであるため嵩張りません。

二つ目はスカイラダーエアベッド(価格2000円前後)。硬い床で何日も寝て過ごしていると床ずれを起こしてしまうので、介護用品ではないものの万が一の時に役立ちます。またアウトドア用品として売られているので当然電気のない場所でもポンプさえあれば空気を入れる事が出来るので、床ずれ予防のためにひとつあると便利です。重さも1.3kg、たたんで小さくなるので非常用リュックにも入ります。

三つ目は手動用吸引器(価格4000円前後)。電気が使えない時、痰の吸引が出来なくなってしまうので、手動用の吸引器があると助かります。足踏み式吸引器であれば価格20000円はしてしまいますが、災害時を想定して用意しておくのであれば手動式吸引器で間に合うのではないでしょうか。

四つ目は避難をする場合に必要なもの。介護用品としておんぶ紐、介護用担架も売られていますが、体重も軽く拘縮麻痺もない高齢者であれば女性一人でも持ち上げる事は出来ると思いますが、施設ならともかく自宅介護でそこまで必要かと言うと、必ずしも必要なものとは言い切れません。でも、ないよりはあった方が良い時もあるので、お時間のある時に、ネットで「簡易担架 作り方」と検索してみてください。毛布、トレーナー、竹、もしくは頑丈な物干し竿があれば簡単に作る事が出来ます。

五つ目は紙オムツとジップロック(ジッパーつきの袋)です。保冷剤にもなれば保温材(湯たんぽ)にもなります。ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽにする方法もありますが水が勿体ないし、入れ替える作業も面倒です。紙オムツを水等で浸し、十分水分を吸い取ったら、中身だけをジップロックに入れ替えます。湯煎で温めれば繰り返し使えるので保温材にもなれば、保冷剤としても使えます。

それと停電等で懐中電灯やロウソクがない場合、私は万が一に備えて家庭で出た廃油を利用してロウソクを作り、災害時用に保存していますが、ツナ缶もロウソク代わりに使えます。ノンオイルのツナ缶では代用出来ませんが、オイル漬けのツナ缶であれば釘等で穴をあけタコ糸等をその穴に差し込み火をつけるだけです。もちろん中のツナが燃えるような事はないので、その後食べる事もできます。まぁ、たいして役立たない情報かもしれませんが、参考になれば幸いです。

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 40338: 備えあれば憂いなし [(´・ω・`)] ID:MQJer4B. 2011/03/31 00:38
 ├◇41284: Re: 備えあれば憂いなし [チェロ] ID:RlZrZTUL 2011/05/24 10:51 評価
 └◇41615: Re: 備えあれば憂いなし [はむ猫] ID:MDyzeO4S 2011/06/12 14:04 評価