No.49420 Re: 車椅子での前滑り対策について

一般的な車椅子で座位保持が難しく、前滑りになってしまう方に
適した車椅子は、ティルト機能の付いたリクライニング車椅子の
方が食事介助をするにしても、ご本人も苦しくなく安定して座位が保てる
のでお勧めです。

リクライニング機能だけの車椅子の場合・・・
背もたれを倒す事は、出来ても背もたれしか倒れない為、
自分で身体を動かせない、座り直す事が出来ない人の場合は、圧が
上手く分散されずに座位を保つのが苦しくなります。
例えて言うなら美容院のシャンプー台。お尻や太股に負荷がかかるので
介助者が圧を分散させるために座り直させる等の手間も必要。

ティルト機能の車椅子の場合・・・
背もたれだけではなく、座面自体が傾くので、下半身にかかる圧を
背中や腰まで分散する事が出来ます。その為に食事介助をしやすい
ポジションを取りやすいと言うのと、少し傾ける程度（10度）で
前滑りになる事も防げます。なので何度も座り直させる手間は無くなります。

まぁ、例えはあくまでも私個人で実際に車椅子を試しての感想なので
あてになりませんが、＞向きを変えようとしても振り子みたいに戻ってしまいます。
と言う事は、既に身体全体の筋肉が硬直してきている状態、拘縮も始まって
いる状態ですから、普通の車椅子ではなくティルト式リクライニング車椅子に
変えてあげた方が良いと思います。

以上、ご参考まで。

この内容はあなたにとって【参考】になりましたか？はい  掲示内容について通報する

発言一覧