No.20959 Re: ベシケアについて

発言者:ストーブ 発言日:2009/02/26 01:02 返信する 応答をメールで転送

ペシケア
薬理的には抗コリン薬(ムスカリン受容体拮抗薬)に分類されます。いろいろな原因で生じる頻尿尿失禁対症療法薬として、世界的にも広く使われています。旧来の同効薬に比べ、“口の渇き”の副作用が比較的少ないです。

尿失禁には、いくつかのタイプがあります。代表的なのは「切迫性尿失禁」と「腹圧性尿失禁」です。尿意を我慢できず思わず漏れてしまうのが切迫性尿失禁、クシャミなどちょっとした力みで勝手に漏れてしまうのが腹圧性尿失禁です。切迫性尿失禁には、この系統の薬(抗コリン薬)がわりと効きます。腹圧性の場合は、骨盤底筋を鍛える体操療法も効果的です。
なお、頻尿尿失禁の症状は、神経因性のほか、尿路感染症尿路結石前立腺肥大症、場合によっては前立腺がん膀胱がんなどが原因となっていることがあります。これらがないかをきちんと見極め、原因疾患があるのなら、その治療をあわせて行うことが大切です。

この内容はあなたにとって【参考】になりましたか?はい  掲示内容について通報する

※この相談の返答受付は終了しました。

発言一覧

▼一覧
 20873: ベシケアについて [モコです] ID:??? 2009/02/22 23:23
 ├◇20959: Re: ベシケアについて [ストーブ] ID:??? 2009/02/26 01:02 評価
 └◇31010: Re: ベシケアについて [わからん子] ID:kJj/PyKe 2010/04/09 15:39 評価