No.56972 看取り加算は人命軽視になるのではないのか?

No.56972は質問(相談内容)です。

返信する
No.56972:看取り加算は人命軽視になるのではないのか?[桃太郎侍]ID:kUf/lY7d 2014/04/02 02:23
特養入居者が入院治療して退院し、特養に戻ると、
特養施設長と特養嘱託医は、
「今後は入院せずに、特養での看取りを希望します」
との書面提出を、家族に強要するのです。
病院の主治医から、
「治ったので、特養で今まで通り暮らせますよ」
と聞いていた家族は、困惑してしまいます。
そこに、特養施設長は、
「入所を待っている人が多いので、入院するなら退所してください」
と追撃ちをかけます。
行き場を失う不安から、家族は書類に同意してしまいます。
そして、ほどなく「看取り」となり、替わりに待機者が入所してくるのです。
適切な医療を受けさせずに寿命を縮めさせるのを「看取り」と称して、「介護報酬加算」で促進するのが福祉なのでしょうか。
行政の特養待機者減少と、特養の収入増加のもくろみが合致した、おぞましい現代版姥捨山なのです。

発言一覧

以下、No.56972の質問に対する回答です。

 56972: 看取り加算は人命軽視になるのではないのか? [桃太郎侍] ID:kUf/lY7d 2014/04/02 02:23
 └◇57044: 制度は運用する人次第 [通りすがり] ID:fgayzluo 2014/04/11 13:30 評価

返信する
No.57044:制度は運用する人次第[通りすがり]ID:fgayzluo 2014/04/11 13:30
桃太郎侍さん

看取り同意なしで、特養で看取りをして頂いた経験があります。
延命治療を希望していなかったご親族が入所者よりも先に亡くなってしまい、看取り同意書にサインする人がいなかったからです。
このようなケースでは特養側は責任回避の考え方が優先して最後は病院で
ということになりがちです。
しかし、特養側は医師とスタッフが連携して亡くなった親族の意思、本人の状況から看取りをして下さいました。当然看取り加算はできませんから、特養側にはスタッフの負担が増えるだけで何のメリットもありません。

病院も恫喝まがいと言う点では同じような処があります。
医療同意しないなら治療しない、治療しなければ命はない、見殺しにするのか、と迫ります。その治療をしたらその後どういう経過をたどるかを考える時間を与えないまま同意書へのサインを求めるのです。
結果として命だけはあるが、回復の見込みがない患者が苦しみながら延々と病院のベッドを占領している状況を貴方もご存じだと思います。
看取り加算は命の軽視、現代版姥捨て、果たしてそれだけでしょうか。
かつては特養は姥捨てと言われていましたよね、でも今では介護の砦として
有り難い存在だと思っている人が殆どでしょう。

介護スタッフの方から見ればこの制度は姥捨てと感じるのかも知れません、
安らかに亡くなられた方を見て、決して命の軽視とは思いませんでしたよ。
どのような制度も運用する側の倫理感に左右されるのではないでしょうか。
私は特養は人生最期の場として看取りは当然であり、
そのご苦労に対して加算があるのは当然だと思います。
最期をどうするか、入所当初からコンセンサスを取っておくことが大切だと思います。