No.8951 Re: 患測の腕の保護方法

まず、最初に肩の痛みは三角巾をしているときだけ起こるものかどうか確認してください。
もしも常時あるようなら医師に相談してください。
そうでなくて三角巾をしたときだけ麻痺側の肩が痛くなるようなら
麻痺側の肩をさわってへこんでいるかどうか確認してください。
指先だけでなくて手のひら全体で肩を包みこむようにしてそっと触るとわかりやすいです。
これは脱臼の有無とその程度を確かめる方法です。
両肩同時にさわると左右差がよくわかります。

もし、このへこみが指の横幅1本分以上あるようならアームスリングを使用したほうがいいと思います。
（「アームスリング」で検索してみてください）
このへこみがもっと少ないなら次のような方法が簡便で楽だと思いますのでお試しください。
1.上着を前開きにして真ん中あたりのボタンをはずし、その開いたところに麻痺側の腕をいれる。
2.しっかりした布で輪っか状のものをつくりベルトに通し、その輪っかに麻痺側の腕をいれる

いずれにしても
かなり麻痺側の腕がだらんとした印象なので座っているときにはテーブルや膝の上に麻痺側の腕をおくことや起き上がるときに身体の後側に腕をとりのこさないように気をつけてください。

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