No.46501 Re: 酸素ボンベの使用方法

呼吸同調器のついていない酸素ボンベは、流す酸素の量によって
すぐにボンベ内の酸素がなくなります。
300Lの酸素ボンベなら酸素2Lで2時間半。
420Lの酸素ボンベなら酸素2Lで3時間半で空になります。
3Lなら2時間ちょっとで空になります。

酸素ボンベを使う際は、残圧計を確認し、赤、黄色部分をさしている
場合には、必ず予備の酸素ボンベを用意しておくこと。
未使用のボンベを使う際は、流す酸素量によってどの程度酸素が持つのか
計算しておく事。足りなければ予備のボンベを置いておく事。

計算式
使用可能時間＝（(ボンベ容量****)×残気圧)÷酸素流量(l/分)
です。

また、
＞電話の指示では具体的には「酸素、何Ｌ流してください」とは言ってなかったので

とありますが、念のために何L流すのか必ず確認しましょう。
2Lと言われたら2L流しますが、ずっと2L流しっぱなしではなく
サーチで血中酸素濃度を確認し、96％以上とれているなら酸素の量を
0.5L〜1Lずつ減らし、再度はかって安定しているなら、また減らす。
最終0.5Lで96％以上とれているなら0.5Lで日勤者に送ります。
（30分〜1時間ごとに確認し、酸素量を加減する。）

※元弁バルブは全開にしなくても4分の1程度捻るだけで良いです。
介護施設の多くは酸素を仕入れている会社によっても異なりますが、
通常500Lぐらいまでの酸素ボンベを使用していますから、2Lで流すと
5時間持ちません。

また、余計なお世話でしょうが、使用方法が分からないなら
その場で電話をした看護師に説明を仰ぐようにしましょう。
分からないのにわかったふりして扱うのは良い事だとは思えません。
呼吸器疾患で常に酸素ボンベが必要な方だったら、死活問題です。

きっとJOKERさん以外も、良く分かって無い方がおられると思います
から、朝の申し送りの際に5分間だけでも酸素ボンベの扱い方を看護師から
指導してもらった方が良いと思います。難しい事でもなければ時間がかかる
ような事でもないですからね。以上、ご参考まで。

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