No.55743 利用者が介護施設に高額のお金を貸した

運営資金がひっ迫していた介護施設に、利用者（８５歳、女性、独居）が施設の会計を担当していた男性職員に言葉巧みに言い寄られ、約１年半の間に、約２，０００万円にも上る金額を施設の運転資金として貸してしまった。この事実が発覚後、男性職員は施設を解雇になった。また、今後一切の接触を認めない旨の念書を家族と旧職員との間でとり交わしたにも関わらず、それ以降も個人的に利用者宅に立ち寄ったり、利用者に個人の携帯電話番号を教えるなど、家族の反対を押し切り、現金や物品のやり取りなどの接触を続けている。家族は旧職員との関係を断ち切るとともに、利用者が貸した金額の即時返済を求めている。返済のために訴訟を考えるも、利用者本人がこれを拒絶。利用者は旧職員からマインドコントロールをされているような状況にあり、家族の話を一切受け付けようとしない。警察に相談するも進展せず。

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